講師プロフィール

講師プロフィール

はじめまして。

茨城県つくば市で薬膳料理教室
『薬膳スタイル藍ai』を主宰しています
中島直子(なかじまなおこ)です。

数ある料理教室の中から、興味を持っていただき
ありがとうございます。

薬剤師である私が
薬膳料理教室を始めるに至った経緯など
自己紹介をさせて下さい。

お付き合いいただけると嬉しいです。

<糖尿病領域の薬剤師として栄養学を学ぶ>

薬科大学を卒業して
病院の薬剤部に勤務しました。

当時はまだ今のような調剤薬局はなく
病院で薬を出していた時代です。

患者数や診療科目が多い病院で
当直業務をありました。

糖尿病療養指導士の資格を取りまして
一般の業務に加えて
糖尿病治療に関わることになりました。

糖尿病は食事管理が第一の治療法になります。

食事管理をするためには栄養指導を受けて
カロリーの計算もしなければなりません。

毎日、毎回の食事では、相当な負担になります。

ご本人も大変ですがご家族も大変です。
ご家庭の環境などにもよりますが
慣れない料理に向き合わざるを得ません。

そこで

少しでも患者さまの力になれたら、、、
食事の相談・提案ができるようになって
料理の苦痛を軽くしたい
明るい気持ちで食事療法に励んでもらいたい

と考え、近くの料理教室に通うことにしました。

とは言ってもイヤイヤではありません。

私自身が子供の頃から
料理もおいしいものも大好きでした。

母の作ってくれるオーブン料理が大好きで
小学生の頃は
本棚から西洋料理の本をひっぱり出し
カラフルな写真をワクワクしながら
眺めていました。

また子供の頃
家族で洋食レストランに行ったことなどが
記憶に鮮明に残っているので
食いしん坊体質なのがわかります。

料理教室では
生活に直結した知識を学ぶことが楽しく
すっかりハマって
料理教室がある日はそれだけで
1日ハッピーでいられたので
我ながら単純な性格だったと思います。

料理好きが高じて
その後は家庭料理技能検定を通して
栄養・料理の知識と技術を学び
1級を取るまでに至りました。

和食の家庭料理を
しっかりと身に付けることができました。

<フランス料理学校、調理師学校へ>

その後、外資系の製薬会社に転職し
副作用についてまとめる部署で
働くようになりました。

そして同時に
兼ねてから憧れだったフランス料理の学校
「ル・コルドンブルー日本校」へ
通うことにしました。

レストランの料理も習いますが
私自身はフランスの家庭料理の味に
感銘を受けて

またまたハマりこみ
上級クラスまで履修し
卒業証書をいただきました。

さらには技術習得のために
1年制の調理師学校に通い
調理師免許を取得します。

料理の世界の面白さに出会えたことは
私の人生の大切な宝となり
自信となりました、が・・・

さすがに忙しすぎたようで
疲労が重なり
湿疹がたびたび出るようになってしまい
お医者さまからは治療の薬が
まだない、と言われました。

薬剤師としての役割のほかに
料理を通じて病気の方々の
お役に立ちたいと
考えていたところだったので
ショックは大きかったです・・・

<中医学・薬膳学との出会い>

なすすべもなく、経過観察の日々・・

それでも油断すると湿疹が悪化して
「もしかしたら、ここから大きな病気になって
治らないかもしれない・・」
と不安しかありませんでした。

そんな時に中医学と出会い
期待はしていなかったのですが
煎じ薬を数ヶ月ほど服用したところ
湿疹がすっかり完治してしまったのです!

「治療方法がない病気」だと思い込んでいたので
これには驚きました。

西洋医学では治療が難しい病気が
中医学ですっかり治ってしまうなんて!!
薬学を通して西洋医学を学んできた私には
衝撃でした。

今まで漢方薬を学んでも
中医学の視点からみたことは
ありませんでした。

薬剤師として純粋に興味を持ち
中医学を学び始めたのです。

そうして中医学を学ぶにつれ
西洋医学のよさと中医学のよさを
知ることになりました。

さらに

「医食同源」=食べ物も薬も同じく効能効果がある

との考え方から
薬膳学へと学びは広がります。

食べ物には薬と違って副作用がないので
より理想的な治療が可能です。

国際中医師とともに国際中医薬膳師の資格を取り
中医学の理論と薬膳料理を学びました。

<東洋医学と西洋医学のよさを知る>

長年、薬局で患者さまと接してきて
食の偏りが様々な体調トラブルにつながると
実感してきました。

西洋医学では
体調不良を生じてから
薬剤で治療を行います。

これは即効性があり
体を楽にしてくれるのですが
薬剤には副作用がつきものです。

メリットばかりではないのです。

一方で、薬膳料理は
日々の食事を体調管理に
生かすことで病気を予防します。

もし既に病気にかかっている場合は
食事で体調を調えて
体力・免疫力・生命力をアップさせます。

病気の悪化を食い止めることになります。

これが薬膳の

「未病先防、既病防変」

の考え方です。

要するに食生活を調えて
病気を予防し
既にかかっている病気は悪化を防ぐ
ということですね。

こちらは
副作用がない反面
西洋薬のように短時間でよくなる
というものではありません。

<東洋と西洋のよいとこ取り生活のススメ>

そこで
薬剤師でもあり国際中医師でもある私が
行き着いたのが
食も医療も
東西を統合する暮らしです。

西洋医学で治せる病気もあれば
東洋医学で治せる病気もある

お互いを認め合えば、補いあえます。

東洋医学では
簡単に作れる薬膳料理で
日々健康づくりをします。

ちょっとした不調なら食べ物で治せます。

そして必要な時には
西洋医学の知恵を借りて治療します。

これなら自分も医療に参加できて
安心して過ごせますよね。

また現在
文化は国境を越えて
どんどん私たちの日常に入ってきています。

お料理でも
日本に居ながらにして
外国の文化を楽しめます。

・薬膳の定番の中華料理
・日本の家庭料理
・フランスの家庭料理

家族の顔色を見ながら作る
家庭料理が健康の基盤です。

バリエーションが多くなって
食卓がおいしく楽しくなります。

でも
料理が大変で疲れてしまっては
元も子もありません!

パパッと作れる簡単料理が基本です。

毎日作ってもイヤにならない
近所のスーパーで材料が揃う

そんな薬膳料理だからこそ
ズボラな私でも
ここまで継続できているのです。

そしていいこともあります。

自分の体調変化はもちろんのこと
「お肌がキレイだね!」
とお褒めの言葉をいただくことが
たびたび!あります!

そうなんです!
見た目のキレイさって
実は内面の健康が生み出すものなんですよね。

顔色もよくなって
瞳の輝きも増して
髪のツヤも出てきます。

(顔立ちは、この際関係ありません!笑)

そんなキレイで健康の秘訣になる薬膳料理を
これからもより多くの方に
お伝えしていきたいと願っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

ここまでお読みいただき
どうもありがとうございましたm(_ _)m

薬膳スタイル藍ai
中島直子(なかじまなおこ)

**体験レッスンのご案内はこちら**

クラス紹介

レッスン内容

**************************************
Facebook・Twitter・Instagramで
暮らしに活かせるカンタン薬膳料理をご紹介しています